グアテマラ・エル・プルテ
エル・プルテは2009年から毎年ご紹介して来ました。焙煎度合いはこれまで比較的、深煎りが多かったのですが、今年のロットは、サンプルローストで質感の素晴らしさや甘さの持続、花のニュアンスに魅力を感じましたので、中煎りでご案内させていただきます。質感のなめらかさ、クリーンで甘い味わいをお愉しみください。
首都、グアテマラシティより、南に約20kmにエル・プルテ農園はあります。アクア火山が見えグアテマラシティが眼下に広がる、素晴らしい場所にあります。
オーナーのパブロさんは、この土地で生まれグアテマラシティで育ちました。この土地は、祖父母が住んでいた土地をお母様から譲り受け、1989年にコーヒー栽培を始める事を決め、グアテマラシティからこの地に戻ってきました。2007年からは自分のウェットミル(生産処理場)を始め、2010年より生産処理の際にでる果皮や虫を使用した堆肥づくりを行っています。
農園で働くピッカーは、10時間程離れた村から来ていて、生産処理場の敷地内にある長屋で10家族(親と子どもが一緒に来て生活している)、50人程が共同生活を営み、収穫期が済むと、それぞれ自分たちの村へ帰っていくそうです。
▲オーナーのパブロさん。かわいいラブラドール・レトリバーを含む、ご家族総出であたたかく迎えてくださいました。*訪問時の様子はこちらから*
ラズベリー、ミルクチョコの風味、花の香り、持続するミルクキャラメルのような甘さと、なめらかな舌触りが魅力です。
農園名:エル・プルテ/El Pulte
オーナー:ファン・パブロ・サンサヘロ/Juan Pablo Sanzagero
地域:グアテマラシティ・フライハーネス/Guatemala City Fraijanes
地区:パレンシア/Palencia
標高:平均1,800m
品種:主にカトゥアイ、ブルボンも少量栽培している
生産処理:フリィ・ウォッシュト/Fully Washed
乾燥処理:パティオ
収穫期:12月〜3月
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