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2014/06/26

パナマ・エリダ・ゲイシャ/フーリーウォッシュト

去年の3月上旬、はじめてパナマを訪問しました。コスタリカの買付を終え、首都サンホセのファン・サンタマリア国際空港からパナマ・ダヴィデ空港へ40分ぐらいのフライト。エクシクルーシブコーヒーのフランシスコさんがコスタリカに続き、行動を共にしてくれました。

パナマコは「ボケテ」「ボルカン」「カンデラ」の三つの主要地があります。私たちがくお付き合いのある農園の多くは、ボケテ地区にあります。「エリダ農園」や「ママカタ農園」はご記憶に新しいお客様も多いのではないかと思います。そして「ドン・パチ農園」や完売したばかりの「ドン・ぺぺ農園」があります。

パナマは小さい国で、年10万俵のコが生されますが、その70%が国内消に当てられており、地方消のためにコ入している国でもあります。生国にして消国でもあるわけです。面白いですね。また、生国でありながら、主要産業はコーヒーではなく、金融、物流、パナマ河がメインです。他の中米諸国とはこのあたりが大きく違います。

さて、空港に降り立ったとき妙に蒸し暑かったので温度
るとなんと37度!フランシスコさんが運転するレンタカーでボケテを目指します。むと徐々にしくなり最初の目的地、エリダ農園に到着したときの温は13度もの温差で24度でした。温も年通して温かく、道には南国の花がいたるところにほころんでおり、ちょうど北海道でしたら5月のGW前後のうららかな春の候といった感じです。

さて、パナマといえば
、ゲイシャという品種が注目される前と後で、コーヒーの歴史がかわったことで知られています。それは、ある特定の区画のロットから、エチオピア・イルガチェフェを彷彿とする華やかな香りを有するコーヒーが発見されたことにはじまり、2004年のベスト・オブ・パナマという品評会では、当時の最高価格でエスメラルダ農園が落札されて以来のことで現在もその人気は続いています。

はじめてのパナマ訪問でパナマコーヒーの歴史がゲイシャによってどう変わってきたのか、気になるところがたくさんありました。大変興味深い話をあちこちでお聞きいしたひとつに同じゲイシャでも、葉の色で品質が異なるというお話しです。

ゲイシャは葉の色によって「グリーンティップ」「ブラウンティップ」がある。カッピングによって判明したとのことでしたが、「グリーンティップ」の方が純粋なゲイシャに近いそうで、「ピュアゲイシャ」と呼んでいました。つまり、グリーンティップの芽が出たゲイシャはブラウンよりも美味しいとされる、とのこと。買付のカッピングの後でその説明の理由がよく理解できました。

買付時の、このグリーンティップのカッピングスコアですが、ダントツの個人最高点の94点でした。大変鼻息が荒い長文になってしまいましたが、ぜひお試しいただきたいパナマコーヒーです。
とにかく素晴らしくクリーンな味わいとバラのようなフレーバーやベルガモットにレモングラス、パッションフルーツといった様々なフルーツの香りがとても印象的です。

ゲイシャシリーズ第10弾、エリダ農園のピュアゲイシャとされる、グリーンティップをほんの少しなのですがご紹介させていただきます!(写真ではわかりにくいかもしれません)



8559322826_d251d89641_b ▲グリーンティップ



8559451366_0f6f1ba159_b ▲ブラウンティップ


Dsc00421 農園は国定公園の保護林に囲まれ、他の木を切り倒してコーヒーを栽培することは出来ないがオープンスペースがあり、そこで他の木を切らなければ植えて良い事になっています。

1918年より、ラマスタス一家によって営まれている、パナマのボケテ地区にある農園です。中米でもっとも高い火山のひとつ、バル火山の裾野にあります。大変急斜面で、標高1,6701,980mにあり、国内でもっとも標高が高い地域に位置しています。エリダ農園は国定公園内にあり、敷地全体で64ha、このうち30%がコーヒーが栽培されています。訪問時サビ病は発生していませんでした。

農園は国定公園の保護林に囲まれ、他の木を切り倒してコーヒーを栽培することは出来ないがオープンスペースがあり、そこで他の木を切らなければ植えて良い事になっています。

標高が高くなると、寒暖の差があってコーヒーの生育にはとても厳しい環境で、コーヒーチェリーが赤く熟するまでにはとても時間がかかるためコストがかかりますが、コーヒーチェリーの比重が重くなり、香りや酸の質がとてもユニークで豊かになります。ここでゲイシャを植えようと決断された、お父様のフェリペさんがこのエリアにかけた情熱は計り知れません。



Dsc00401 ▲左から3番目フェリペさん、左から2番目が息子さんで農園のマネージメントをされいます。



ジャスミン、ベルガモット、バニラの香り、レモンピール、パヒューム、ピーチ、オレンジ、青リンゴの風味、ハチミツ、ブラウンシュガー、キャラメルの甘さ、きめ細かく奥行きのある舌触り、百花蜜のような甘さが持続。


農園名: パナマ・エリダ/Panama Elida

地区:チリキ県/Chiriquí

小地区:ボケテ地区 アルト・キエル
/Alto Quiel,Boquete

農園主:
ラマスタス一家/Lamastus Family

標高:
1980m

品種
::ゲイシャ/Geisha

生産処理:フーリーウォッシュト
/Fully Washed
 

農園面積:64ヘクタールコーヒー栽培エリア:30ヘクタール

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