ボリビア・イリマニ
イリマニとはボリビアのアンデス山脈系レアル山群にある山の名前で、ボリビア中央部のラパス県にあり、レアル山群を含むアンデス山脈の東山脈の最高峰として知られています。4つの鋭峰を持ち、最も高い南峰は標高6,439m。標高4,500m以上は万年雪に覆われています。「イリマニ」とは、アイマラ語で「黄金のコンドル」を意味します。ボリビアの事実上の首都ラパス市の南東約30kmあまりに位置し、晴れていれば市内どこからでもその姿を眺めることができます。とても壮大で神々しい印象があるため、古くから信仰の対象とされていたと云うことも理解できます。
さて、ラパス周辺では鉱山で働いていた移民の方が集団居住を行いコロニーというコミュニティを作って生活をされている方が多くいらっしゃいます。この移民の方にコーヒーの栽培が伝わりボリビアでのコーヒー栽培が盛んになりました。その多くは家族単位で大変小規模で農園を営み生活をしています。
▲ボリビアのエルアルト国際空港(およそ標高4,000m)を出たところの眺め、うっすら雪が積もっている山が「イリマニ山」です。
ピーチ、チェリー、アプリコットの風味、ベルベットのような舌触り、ブラウンシュガーやミルクチョコを思わせる甘さの余韻、素晴らしいバランス。
県:ラ・パス/La Paz
地域:北ユンガス カラナビ /North Yungas Caranavi
コロニー:イリマニ/Illimani
生産処理:水洗式/Washed
発酵時間:16時間
乾燥時間:36時間30分
標高:1,450m〜1,550m
品種:レッド・カツーラ、イエロー・ティピカ/Caturra red and yellow and tipica
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