今年もやります!大感謝バーゲン「ハンズメッセ」で試飲会させていただきます!
全国の東急ハンズで「ハンズメッセ」という大感謝バーゲンが、8月28日(木)〜9月3日(水)まで開催されます。今年も下記の日程にて、いつもの3階フロアで試飲会をさせていただきますので、ぜひお立ち寄りください。
1.特典
2.試飲会:8月28日(木)〜9月1日(月)10時から18時

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全国の東急ハンズで「ハンズメッセ」という大感謝バーゲンが、8月28日(木)〜9月3日(水)まで開催されます。今年も下記の日程にて、いつもの3階フロアで試飲会をさせていただきますので、ぜひお立ち寄りください。
独立開業前はペーパーやネルドリップに明け暮れており、ハンドドリップを極めようと一生懸命だったコーヒーオタク時代が懐かしく思い出されます。時代は変わってもやはりドリップはコーヒーを愉しむ一つとして、そこはかとない魅力が凝縮されていると思います。しかも、今は、世界大会に通じるは競技として、「ジャパン・ハンド・ドリップ・ チャンピオンシップ」 (JHDC) もあります。
コーヒーゼリーはご好評いただきまして、今月いっぱいまで販売期間を延長させていただいております。たくさんのご愛顧に感謝、御礼申し上げます。残すところ10日余りとなりました。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、ブルンディのゼリーは、3種類目となる、「ルヒンガ」から「ムパンガ」に変わります。コーヒー豆は未発売ですが、8月20日(水)よりコーヒーゼリーのみ、先行販売させていただきます。
ムパンガはルヒンガと同じカヤンザ地区の高地のロットでムパンガ・ウォッシングステーションでプロセスされています。発売に向けて準備をしているときに、大変うれしいニュースが届きました。
つい先日アワードセレモニーを終えたばかりの、ブルンディ・カップ・オブ・エクセレンスでムパンガ(生産処理場/ウォッシング・ステーション)が、国際審査員の平均点数90点のプレジデンシャルアワードを獲得し、優勝いたしました!しかも、3位も同じくムパンガから出品したロットでした。心躍りました。
オーナーのビラベレエさんと従兄弟のジニーンさんのおよろこびを思うとぐぐっと胸が熱くなります。こうやって何もなかったところから可能性を見いだし、みんなで共に歩ませていただいた結果に感謝いたします。とてもうれしいです。
ボリビアコーヒーは肥沃な土地の恵みを受け、バランスのよい味わいと質感と甘さが最大の魅力と思います。このカデナ農園のナチュラルロットは試験的に特別にプロセスされたものですが、買付のカッピングで一番の高得点だったのがこのカデナ農園のコーヒーでした。また、カッピングの後、このコーヒーが有機栽培と聞いてまたびっくりしました。有機栽培でこれほどのポテンシャルを感じたのはこの周辺のテロワール(風土、栽培環境)大きく関係性があると思ったからです。*横井珈琲では「有機JAS認証」を受けていませんので有機栽培としては販売できません。
▲オーナーのマリオご夫妻
ナチュラルプロセスにして素晴らしいクリーンカップ、トロピカルフルーツを思わせる素晴らしい香り、持続するなめらかな甘さはテロワールと品種の組み合わせ、丁寧な生産処理によってもたらされることを改めて実感しました。
▲乾燥処理工程中のイエロー・カトゥーラ
パッションフルーツ、パイナップル、ピーチ、マンゴー、オレンジ、とろりとした質感とブラウンシュガーのような甘さが魅力です。
県:ラ・パス/La Paz
地域:北ユンガス カラナビ /North Yungas Caranavi
農園:カデナ/Cadena
オーナー:マリオ・カデナ/Mario Cadena
乾燥:ナチュラル/Natural 9日〜11日間
標高:1,400m〜1,500m
品種:イエロー・カツーラ/Yellow Caturra
1996年(平成8年)11月7日、現在の場所に工房横井珈琲の看板を掲げ、今年で18年を数えます。これまで数え切れないほど多くの方々にお支えいただき、今の横井珈琲があります。本当にありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。2000年秋、スペシャルティコーヒーとの出会いはとても大きな出来事でした。あれから14年、ひたすら高品質のコーヒーを求めて参りました。これからも引き続き、コツコツと生産者の熱い思いの一端と共においしいコーヒーをお届けいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
▲横井力の原点はホンジュラスの西部カングアル村にあります
さて、今回は色々と新しい企画がいくつかございます中の一つ、エプロンを新調することになり、只今色々と進行中です。どうしてかはうまく云えませんが、ロゴなどをエプロンに反映させるのは照れくささもあって気が進みませんでした。ですが、今回はドカンと(笑)ワッペンも一緒に新調することになりました。
そんな細かいところからご相談に乗ってくださり、引き受けてくださったのは、東京目黒区にある、アトリエ・ペネロープの唐澤明日香さんです。去年、私たちの共同買付グループ、Japan Roasters' Networkのオリジナルエプロンを製作していただいたご縁でお世話になることになりました。これまで東京出張の合間を縫って打合せにお邪魔しましたが、今月末にはもう一度アトリエにお邪魔してきますので、その様子をまたお知らせできればと思います。
今日は生地の色をご覧に入れます。軽くて動きやすい麻です。
▲一度洗いをかけた生地
下記はJapan Roasters' Networkのオリジナルエプロンです。横井珈琲のオリジナルエプロンはほぼ同じデザインとなりますが、イメージとしてご覧ください。
オリジナルロゴはついておりませんが、ペネロープさんと横井珈琲のタグがついたオリジナルエプロンは20着限定で販売いたします。販売時期、価格、販売方法などの詳細は後日、改めてご案内いたしますので、よろしくお願いいたします。
横井珈琲でははじめてのご紹介となる、タラス地区の優良マイクロミル モンテ・コペイです。ご存じのとおり、イタリア・リミニで6月9日~12日の期間に開催されたバリスタの世界大会「2014 ワールド バリスタ チャンピオンシップ」(WBC)日本代表、丸山珈琲小諸店の井崎秀典バリスタが日本人初となるチャンピオンに輝いたコーヒーを生み出したマイクロミルです。大会で使用されたものは特別に特別にプロセスされたものでので同じではありませんし、農園も別ですが、マイクロミル(生産処理施設)は同じモンテ・コペイです。そして、このモンテコペイ マイクロミルは今年のカップ・オブ・エクセレンスにおいて、1位、2位、4位、5位を独占されるなど素晴らしい成績を収められました。1位がラ・メサ!井崎バリスタが世界大会で使用された農園です。今回ご紹介しますのは4位に入賞したエル・アルコンです。
モンテコペイ マイクロミルはタラス地区の山岳地帯にあり、マイクロミルからは、ドン・マーヨ マイクロミルのベジャ・ビスタ、ラ・ロマ、すぐそばにはロスアンヘレス マイクロミルのエストレージャといった優勝経験のある農園ひしめく素晴らしい環境にあります。
エチオピアのコーヒー生産者の多くは平均所有農地面積が2ヘクタールと大変小規模で、「ステーション」と呼ばれる生産処理場にチェリーのまま持ち込みます。そこで赤い実のみを選別します。パルパーという機械で皮を剝き、粘液質は36時間かけて発酵させ水で洗浄します。湿ったペルガミーノ(種皮で覆われたコーヒー豆)は、10日かけてアフリカンベッドで適度な水分含有率に達するまで乾燥され、アジスアベバに搬送されるまで、倉庫でコンディションを整えるために保管されます。
コーヒー発祥の地と云われるエチオピアであっても、現在の行政区と旧行政区との関係から、どの地域で栽培され、どのように生産処理されたものかを明確にするのが大変難しそうです。エチオピアコーヒーの多くは複数の品種、複数の生産者のチェリーを生産処理場(ステーション)に持ち込むことから、様々な魅力を持ったコーヒーが多く存在すると云えるでしょう。
ジャスミンの香り、ベルガモット、スイートスパイス、オレンジの風味、濃厚でクリーミーな質感、ハチミツのような甘さの余韻と奥行きある味わいが魅力です。
生産処理場:ボルボーヤ・ステーション/Borboya station
地域:オロミア州 ボレナ地域/Oromia Borena Zone
生産処理:水洗式・アフリカンベッド/Washed African bed
標高:1,800m〜1,950m
品種:エチオピアの在来種の混合/Mixed Heirloom varieties
生産者:670人
収穫:11月〜1月
おかげさまで今年2年目となるコーヒーゼリーは多くのお客様に親しまれ、「リンネル9月号」でもご紹介していただきました。本当にありがとうございます!
夏真っ盛りのキタのダイチとは云え、あと2週間もすればお盆を迎えるタイミングですが、8月末まで期間限定でタケシゼリーをご案内させていただきます。ご自宅用や贈り物にもおすすめです。ぜひお愉しみください。
アグロ・タケシの販売に向けてテストを行ったとき、タケシのゼリーを作りたい!という強い衝動に駆られました。それは、これまでにも増して、とても「きれいな後味」と「酸」が際立っていたからです。そして、農園を取り巻く美しい環境やスケール感が鮮やかに蘇って来たんです。その感動の一端を一杯のコーヒーはもちろんのこと、コーヒーゼリーにも再現が出来ればと思い立ち、急遽、ガトー・ド・ノポロさんに試作をお願いしました。
▲試作中のタケシ・ゼリー
そして、なんと最後の詰めは、厨房にお邪魔させていただき、糖度の微調整を何度となく繰り返し、最終的には、かなりコーヒー屋寄りのレシピになってしまいましたが、梶原さん、藤谷さんのご協力のおかげで、心から納得のいくコーヒーゼリーが完成いたしました。
▲タケシ・ゼリー
思えば、去年の夏も終わろうとした頃、「来年は綺麗な酸を生かして中煎りのコーヒーでゼリーを作りませんか」と、梶原さんからアドバイスをいただき、今年、ゼリー用に中煎りのボリビア(メルガール→コパカバーナ)の豆でコーヒーゼリーをご紹介することができました。一方、深煎りのブルンディ・ルヒンガはポジティブな苦みと甘さのバランスにご好評いただいております。これら、ふたつのゼリーも引き続き、よろしくお願いいたします。
さて、わかりにくいかも知れませんが、ふたつの画像を比較するとゼリーの色の違いにお気づきのお客様も多いと思います。ふたつのゼリーはドリップコーヒーですが、タケシゼリーはフレンチプレスで点てたコーヒーを使用いたしました。このため微かなコーヒーの粉が沈殿している場合がございますが、味わいや品質を損なうものではございませんので、安心してお召し上がりください。
この二つのゼリーとタケシゼリー、それぞれ異なるコンセプトと味わいの違いもぜひ、お愉しみください。
▲ボリビア・コパカバーナ