フォト

他のアカウント

« ケニア・カリンガ | トップページ | 8月の義援金集計結果のご報告 »

2014/09/07

パナマ・エリダ/ハニー&ナチュラル

パナマコーヒーは「ボケテ」「ボルカン」「カンデラ」の三つの主要産地があります。私たちが長くお付き合いのある農園の多くは、ボケテ地区にあり、「エリダ農園」「ママ・カタ農園」そして、「ドン・パチ農園」などがあります。今年は複数のパナマ産ゲイシャをご紹介させていただき、大変ご好評いただきました。

パナマは小さい国で、年間10万俵のコーヒーが生産されますが、その70%が国内消費に当てられており、地方消費のためにコーヒーを輸入している国でもあります。生産国にして消費国でもあるわけです。面白いですね。また、生産国でありながら、主要産業はコーヒーではなく、金融、物流、パナマ運河がメインです。他の中米諸国とはこのあたりが大きく違います。

1918年より、ラマスタス一家によって営まれている、パナマのボケテ地区にある農園です。中米でもっとも高い火山のひとつ、バル火山の裾野にあります。大変急斜面で、標高1,670~1,960mにあり、国内でもっとも標高が高い地域に位置しています。エリダ農園は国定公園内にあり、敷地全体で64ha、このうち30%がコーヒーが栽培されています。訪問時サビ病は発生していませんでした。

農園は国定公園の保護林に囲まれ、他の木を切り倒してコーヒーを栽培することは出来ないがオープンスペースがあり、そこで他の木を切らなければ植えて良い事になっています。標高が高くなると、寒暖の差があってコーヒーの生育にはとても厳しい環境で、コーヒーチェリーが赤く熟するまでにはとても時間がかかるためコストがかかりますが、コーヒーチェリーの比重が重くなり、香りや酸の質がとてもユニークで豊かになります。ここでゲイシャを植えようと決断された、お父様のフェリペさんがこのエリアにかけた情熱は計り知れません。



Dsc00453


さて、パナマといえば、ゲイシャという品種が注目される前と後で、コーヒーの歴史が変わったことで知られています。それは、ある特定の区画のロットから、エチオピア・イルガチェフェを彷彿とする華やかな香りを有するコーヒーが発見されたことにはじまり、2004年のベスト・オブ・パナマという品評会では、当時の最高価格でエスメラルダ農園が落札されて以来のことで、現在もゲイシャ種の人気は続いています。

このエリダ農園のゲイシャ種の中でも極めて少ない生産量であり、ピュアゲイシャと称される「グリーンティップ」をご紹介しましたが、今回は同じ農園のレッド・カツアイという品種のプロセス別のコーヒーをご紹介いたします。飲み比べなど試飲会でもご紹介したいと思いますので、ぜひ、お試しください。



Dsc00421_2 ▲エリダ農園はナショナルパークの中にあります。



【ハニー・プロセス】
ピーチ、パイナップル、パッションフルーツ、メロン、マスカットの風味。ブラウンシュガーの甘さ、クリーミーで広がりある質感。


【ナチュラル・プロセス】
メロン、パパイヤ、マンゴー、ピーチ、パイナップルの風味。ブラウンシュガーの甘さ、クリーミーでとろりとした質感。



農園名: パナマ・エリダ/Panama Elida

地区:チリキ県/Chiriqui

小地区:ボケテ地区 アルト・キエル/Alto Quiel,Boquete

農園主:ラマスタス一家/Lamastus Family

標高:1,850m〜1960m

品種::レッド・カツアイ/Red Catuai

生産処理:ハニー/Honey  ナチュラル/Natural

農園面積:64ヘクタールコーヒー栽培エリア:30ヘクタール

« ケニア・カリンガ | トップページ | 8月の義援金集計結果のご報告 »

コーヒー豆」カテゴリの記事

海外出張」カテゴリの記事

最近の写真

  • P1240290
  • R0014477_2
  • Dsc_5936
  • Dsc_7129_1
  • Dsc_7219_2
  • Coffeefes2015_675l
  • Dsc09018_1
  • P1130489
  • Dsc08660
  • Dsc08663_1
  • Img_9389
  • Img_9393