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2014/10/18

コスタリカ・エルバス・ヴィジャサルチ

今年もオーナーのアントニオさんこと、トーニョさんのコーヒーをご紹介できることをとてもうれしく思います。去年は、SCAJカンファレンスに合わせて、買付をサポートしてくれている、エクシクルーシブのフランシスコさんをはじめ、たくさんのマイクロミルオーナーらと共に初来日されました。

トーニョさんはコスタリカのマイクロミルの草分けの一人として、また、カップ・オブ・エクセレンスにおいては、2009年、2011年、2012年と複数ロットの入賞経験のある優良マイクロミルとして広く知られています。

周辺の他の農園もこのエルバスで生産処理し、入賞経験のある若い生産者の育成を手がけるなど、コスタリカコーヒーの品質向上の功労者の一人でもあります。トーニョさんは、13人兄弟の姉妹で、それぞれが名前のついた農園を持っているコーヒー一家です。ご兄弟のお一人が、コスタリカ・シン・リミテスのオーナー・ハイメさんの奥様マイベルさんです。この2つのミルは隣同士で、大変近くに位置しています。

一昨年は、世界初となる「エルバス・ゲイシャ」をご紹介することができました。
さて、今年のエルバスはと、云いますと。
クリーンな味わいはもちろんなのですが、甘さの感覚と質感が素晴らしいのです。どうぞ、今年もトーニョさんの素晴らしいコーヒーをお愉しみください。


Dsc_6201

オレンジ、青リンゴ、ピーチ、チェリーの風味、ナッツの印象、シルキーで奥行きのある質感、ブラウンシュガーやハチミツの甘さ。


農園名:エルバス/Herbazu

小規模生産処理場(マイクロミル):エルバス/Herbazu

地域:ウエストバリー/West Valley

小地区:ナランホ/Naranjo   ラウルデス/Lourdes

オーナー:マヌエル・アントニオ・バランテス・スニガー/Manuel Antonio
Barrantes Zuniga

標高:1,600m

生産処理方法:ハニープロセス(イエロー)/コーヒー豆の周りについている「ムスラージ」と呼ばれる粘液質(糖分を含み、甘い)を一定の割合つけたまま乾燥をさせる生産処理方法です。粘液質を取り除く割合(あるいは全く取り除かない)によって、味に違いが生まれています。除去率をどの割合にするのか決定するにも、豊かな経験と高い技術が必要となります。

品種:ビジャサルチ/Villa Sarchí:ブルボン種がこの土地独自に変化した土着品種です。

乾燥方式:天日(パティオ)/Sun dried on patios 

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