グアテマラ・サキシム
サキシムとは、生産者組合の名前で、グアテマラシティから北へ160kmほど離れた、北中部に位置するコバン地域のサン・クリストバル・ヴェラパスにあります。熱帯雨林地域に位置しているので、コーヒー豆を乾燥させることが大変難しい環境にあり、温室タイプのパティオや電気乾燥機を使用する必要があります。 サキシム生産者組合は、自分たちのウェットミル(生産処理場)を持っており、コーヒー豆を天日乾燥させるための温室タイプのパティオを所有しています。
サキシムの皆さんとは、2007年のカップ・オブ・エクセレンスで4位入賞と落札を機に、コミュニケーションがはじまりました。その時は「アクタサ」という生産者グループのメンバーとしてエントリーしており、翌年の2008年は、「ラ・パカヤ」というグループと「コンブレアー・アーマレン」というグループのメンバーとしてエントリーし、21位に入賞しています。(グアテマラは小規模生産者が集まって生産者組合を作るケースは少なくはなく、ラ・ブレア、サンペテもサキシムと同じ、小規模生産者が集まってグループを構成しています。)
さて、2008年と云えばあのエル・インヘルトがチャンピオンになった時の品評会です。この時、リーダーのファン・エミリオさんにはじめてお会いしました。この時、「落札してくれたプレミアムでウエットミル(コーヒーチェリーを処理する機械)を改装したので、品質は更に向上します」と、とても嬉しそうに話してくれました。その時のスナップがこちら。私が肩に手をかけている方がリーダーのエミリオさんです。
カカオ、スパイス、ネーブルオレンジの風味。まろやかな口当たりとビターチョコの印象。
地域:アルタ・ヴェラパス県/Alta Verapaz
地区:コバン/Coban
小地区:サン・クリストバル・ヴェラパス/San Cristobal Verapaz
生産者組合:サキシム/Sacixm
生産者組合責任者:ファン・エミリオ/Juan Emilio
標高:1,650m
栽培品種:ブルボン、ティピカ/Bourbon Typica
生産処理:水洗式/Washed パティオ/Patio
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