2015年COEブラジル・レイト・ハーベスト/第一日
1月17日出発の朝は大雪の札幌を後にして、約1時間半遅れで成田空港に到着。夕方の便でシカゴを経由し、ブラジル・サンパウロのグァルーリョス国際空港到着。いつもだったら(買付)空港から陸路でカルモ・デ・ミナスやサント・アントニオ・デ・アンパーロと馴染みある生産地に向かうわけですが、今回は国内線のサンパウロ・コンゴーニャス空港から乗り換えて、約1時間と少しのフライトを経て、ウベルランジア空港に到着。そして、お迎えの車に乗って約2時間半のところにある、セハード・ミネイロ地区のアラシャという町に来ています。大雑把に言えば家を出てからたっぷり2日間の旅路です。
ご存じのとおり今、ブラジルは夏です。連日30度を超える夏日です。さて、今回の品評会はナチュラルプロセスを対象としたもので、近年のブラジルのナチュラルプロセスはクリーンな味わいに優れた風味特性を持った素晴らしいコーヒーが生産されています。
国内審査を経て、国際審査に残ったロットは44。4日かけて2014年に収穫されたもっと優れたコーヒーを選びます。私のCOEのデビューは2007年のニカラグア開催でしたが、そこの頃一緒に審査した方々はほとんど見かけなくなりました。今回も初めてとか3回目の参加という若い審査員が見だちます。また、オブザーバー参加も7名と例年から比べ若い審査員の参加が目立ち、アジア圏からの参加者の割合が高く、一頃ヨーロッパ勢が多かった時代を感じさせる本品評会です。
味の摺り合わせ、カップ・オブ・エクセレンスの品評会を運営するACE(Alliance for coffee ExcellenceというNPO)のプレゼン、地元のスポンサーからのプレゼンが一日かけて行われました。
▲カリブレーション(味の摺り合わせ)の様子
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