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2016/11/19

ボリビアで見たキタのダイチ

ちょっと間が空きました。引き続きよろしくお願いいたします。

開業したときは生産地のことなど想いを馳せることもなく、コーヒーオタク時代を通してもコーヒー豆(焙煎豆)とか淹れ方には強烈な興味がありましたが、海の向こうのことなど知る由もありませんでした。ところが、1999年10月、スペシャルティコーヒーに出会い、自分が慣れ親しんで来たコーヒーとの違いに唖然とし、一体これはどういうことなのかが気になり、知りたくてドタバタしていた頃を懐かしく思い起こします。

改めてコーヒーの勉強に必要性を強く感じながら、前に進めば進むほど生産地への想いは募って行きます。やがてはじめて生産地に赴き現地の空気に触れ帰国し、小さな自分を客観視し、そんな自分に何が出来るかを考えて考えて、また産地に行って....を繰り返して行く中、ホンジュラス西部にある電気も水道もないカングアル村の皆さんとの出会いはとても大きくはじめて生産者を意識させてくれた方々であります。この辺のお話しは、話せば長くなるし何度もあちこちで書いているので割愛します。(笑)
とにかく生産者=スペシャルティコーヒーを意識させてくれた方々がカングアル村の皆さんでした。感謝しています!
前置きが長いですね、相変わらず....(笑) ここからが本題です。
その後、その前後からカップ・オブ・エクセレンスの審査員も含め、色々な生産国に行かせていただきましたが、ボリビアのアグロ・タケシ農園にはじめて行ったときに見た光景が目に焼き付いて離れないのです。その時、もし誰かに「どこの国のコーヒーが好きですか?」と聞かれたら「ボリビアです!」と答えようとその光景を見た瞬間に決めたんです。

その後、あるマスコミの方との歓談の際、「あれ、横井さんの一番はホンジュラスでは?」と突っ込まれてしまいました。すぐさま、「いやほんの僅差で二番目になってしまいました。」と(笑)だってね、これ見てくださいよ、と、下↓の写真を見ていただきながら次の通りご説明したわけです。

P1240290 ▲谷間に流れるのはもちろん、タケシ川

この光景を見たとき、キタのダイチ北海道と重なったんです。
ものすごいスピードで頭の中を駆け巡りました....しかも天然色で....
炭鉱町、アイヌ先住民族とボリビアのコロニーと重なったのです。
ボリビアでは元々、鉱山従事者が集団居住を行い、「コロニー」というコミュニティを作って暮らしを営んでおり、これらコロニーの方々にコーヒーの栽培が伝わり盛んになりました。

そして、ボリビアコーヒーの素晴らしいバランスは他の生産国では代用できない特有の魅力があると思うんですね。そして、またその素晴らしいコーヒーを私たちにもたらしてくれる輸出業者のアグリカブ社の方々の熱い想いも加わり横井力にとってかけがえのない生産国なのであります。ではまた!

2016/11/01

お店の中に現像スペース!?

先日は久しぶりに終日本店でサービスドリンクを作ったり接客させていただいたのですが、たまたま古くからのお客様が相次いでご来店になり、懐かしい話しに花が咲き、改めて多くの方々に支えていただいての20年であることを実感した次第です。

じつのところ、ここ発寒本店はあくまでも焙煎機を置く工房スペース兼自宅として開業の半年前に購入したわけで、お店としては考えていませんでした。ところが宅配のコーヒーをご評価いただいたお客様が少しずつお店に見えるようになりました。

看板もなく住宅街に似合わない太い煙突が二本そびえ立つ古い建物。
さぞ、ご近所の方にとりましても怪しかったに違いありません。(笑)

お客様より、住所を尋ねて行ったけど、普通のおうちでしたし、看板もなく心配になりました.....というお声が絶えなくなり、いよいよもってお店を作ることが急務となりました。

退職金を叩いて安くやっていただくことになりましたので、要望は最低限に....(笑)というか置くものだけを伝え、レイアウトもほぼお任せ。しかも工程も工務店任せで(笑)じつにほのぼのしてました。

それでも唯一主張したのが、壁紙ではなく木のぬくもりを生かすこととフィルムの現像のための「暗室」でした。

看板は本当にお粗末なものでしたので、設計段階のものを親方が現場で却下し、ご友人の看板屋さんに頼んで制作してくださり、開店して10日後に据え付けられました。今は本店の店内に飾っています。

その暗室は2度目の改装で撤去されてしまいましたが、懐かしい思いでの一コマを刻んでいます。仕事中に現像出来るほどの忙しさ(笑)ですから、お客様もご存じで「横井さんいないのー、買い物に行ってくるから挽いておいてね、いつもの!」こんな会話が飛び交っていました。暗室では配達先のお客様やご来店のお客様やご家族、お子さんなどお断りをして撮影したスナップ写真。思えば生まれたお子さんも20歳か、そんな事を考えていたら先日、「横井さん娘子ども産んだの....いつもお店に来ると泣いてたあの娘がね...」と嬉しそうに話してくださった。

この頃の写真をデータ化したいなとずっと思いつつ時間だけが経ってしまっていますが、いつかご覧に入れたいと思っています。ではまた!


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