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2016/11/01

お店の中に現像スペース!?

先日は久しぶりに終日本店でサービスドリンクを作ったり接客させていただいたのですが、たまたま古くからのお客様が相次いでご来店になり、懐かしい話しに花が咲き、改めて多くの方々に支えていただいての20年であることを実感した次第です。

じつのところ、ここ発寒本店はあくまでも焙煎機を置く工房スペース兼自宅として開業の半年前に購入したわけで、お店としては考えていませんでした。ところが宅配のコーヒーをご評価いただいたお客様が少しずつお店に見えるようになりました。

看板もなく住宅街に似合わない太い煙突が二本そびえ立つ古い建物。
さぞ、ご近所の方にとりましても怪しかったに違いありません。(笑)

お客様より、住所を尋ねて行ったけど、普通のおうちでしたし、看板もなく心配になりました.....というお声が絶えなくなり、いよいよもってお店を作ることが急務となりました。

退職金を叩いて安くやっていただくことになりましたので、要望は最低限に....(笑)というか置くものだけを伝え、レイアウトもほぼお任せ。しかも工程も工務店任せで(笑)じつにほのぼのしてました。

それでも唯一主張したのが、壁紙ではなく木のぬくもりを生かすこととフィルムの現像のための「暗室」でした。

看板は本当にお粗末なものでしたので、設計段階のものを親方が現場で却下し、ご友人の看板屋さんに頼んで制作してくださり、開店して10日後に据え付けられました。今は本店の店内に飾っています。

その暗室は2度目の改装で撤去されてしまいましたが、懐かしい思いでの一コマを刻んでいます。仕事中に現像出来るほどの忙しさ(笑)ですから、お客様もご存じで「横井さんいないのー、買い物に行ってくるから挽いておいてね、いつもの!」こんな会話が飛び交っていました。暗室では配達先のお客様やご来店のお客様やご家族、お子さんなどお断りをして撮影したスナップ写真。思えば生まれたお子さんも20歳か、そんな事を考えていたら先日、「横井さん娘子ども産んだの....いつもお店に来ると泣いてたあの娘がね...」と嬉しそうに話してくださった。

この頃の写真をデータ化したいなとずっと思いつつ時間だけが経ってしまっていますが、いつかご覧に入れたいと思っています。ではまた!


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